ボッチャ

ボッチャの魅力を感じよう!知れば、きっと楽める!

ボッチャの魅力

ボッチャというスポーツを耳にしたことはありますか?あるいは、知っていますか?
パラリンピックの公式種目ではあるものの、まだまだ認知度は低いです。
そこでボッチャの魅力をご紹介します!

ボッチャってなに?

ボッチャとは、障がい者、とりわけ脳性麻痺などにより運動能力に障害がある競技者向けに、座ったままでも行えるスポーツとして考案されました。
内容はカーリングと似ているもので、赤チームと青チームに分かれ、それぞれの色のボールを投げて白い的球(ジャックボール)にどれだけ近づけられるかを競う競技です。
元々は、重度の脳性麻痺の人や四肢重度機能障碍者のためにヨーロッパで考案されました。
全世界に40か国以上に普及されていて

  • アジア→中国、日本、韓国、タイ
  • 欧州→イギリス、オランダ、スペイン

で盛んに行われています。

リハビリとして介護レクリエーションで行われていたり、地域や学校のレクリエーションとしてもボッチャは楽しまれています。
ルールも簡単でかつ奥深いスポーツであることが人気の理由です。

ボッチャの第一の魅力は、車椅子や障害のある人と健常者の区別なく平等に楽しめるところです。
また、老いも若きも関係なくみんなで楽しめるところも同じく魅力です。

ボッチャの大会ってどんなもの?

楽しく遊べるスポーツというものですが、本気で対戦し合う活躍の場も設けられているスポーツでもあります。
どういった大会があるのか、活躍選手などについてご紹介します!

日本ボッチャ選手大会について

日本ボッチャ選手大会とは、名の通り日本一を争う大会です。

予選会と本大会に分かれていて、国内チャンピオンを決めるこの大会に出場できるのはほんの一握りだそうです。

また、前年度のこの大会で上位に入った選手には、次の年の本大会に出場できるシード権が与えられます。

予選会で勝ち抜いて本大会に出場できるのは各クラスでわずか4名か8名。

まさに、真の強物が選出されるわけですね。
日本選手大会は、パラリンピックや国際大会へと繋がるための重要な大会となっています。

特徴

オープンクラスが設けられている⇒座位と立位のクラスに分かれて、日本一が決められる。
これは、パラリンピックでは実施されない比較的障害の軽い選手のための舞台です。

2019年度 その他の大会・イベント

体験会

ボッチャ体験教室(平成30年度都立学校活用促進モデル事業)

交流会

Non-Borderボッチャ交流会

企画

東京2020に向けた全国ボッチャ普及キャラバン

講座

パラリンピック種目のボッチャで自分の地域を活性化!地域づくりを始めてみよう

大会

ボッチャ大会
ジャパンパラボッチャ競技大会
関東ボッチャ選手権大会
ボッチャ東京カップ など

主な選手について

加藤啓太選手

【BC3クラスのキャプテン】チームKOKORO所属。ランプ使用(自分で投げることが困難なため競技アシスタント使用)。

  • 2012年ロンドンパラリンピック出場
  • 2016年電子書籍「1%の可能性を信じれば夢は叶う」出版
  • 2018年平成30年度人権擁護功労賞にて法務大臣表彰状・ユニバーサル社会賞を受賞
廣瀬隆喜選手

【BC2クラスの日本のエース】市原ボッチャクラブ、Noble Wings所属。左下投げ。得意な球はパワーボール。

  • ボッチャを始めた2002年に千葉ボッチャ選手権大会で初優勝
  • 2003年日本ボッチャ選手大会初出場で3位(その後4年連続優勝)
  • 2006年日本ボッチャ選手大会初優勝
  • 2016年リオデジャネイロパラリンピックで日本代表としては唯一の3大会連続出場
藤井金太郎選手

【BC4クラス平成世代のエース】市原ボッチャクラブ、Noble Wings所属。右下投げ。日本選手権を弱冠19歳で制覇。

  • 競技を始めた約1年後、初出場のアジアユース(国際大会)で銅メダル
  • 2008、2009年日本選手権大会を予選敗退しているが2010年に初優勝を果たした
  •  

藤井友里子選手

【BC1クラスの女王】富山ボッチャクラブ所属。右上投げ。ロンドンパラリンピック後国際大会から遠ざかるが東京パラリンピック開催が決まったことで代表に復帰。

  • 2002年日本ボッチャ選手権大会にBC2クラスで初参戦8位
  • 2003年初優勝
  • 2005年の途中からBC1クラスへ移行、同年の日本ボッチャ選手権大会で同クラス初優勝、2011年まで連続優勝
杉村英孝選手

BC2クラスのリオメダリスト】静岡ボッチャ協会、BLACK×WHITE所属。ロンドンパラリンピックでは主将を務めた。ワールドランキング3位。

  • 高校卒業後、静岡市内で初めて行われた地方大会に出場、団体戦で3位
  • 2009年日本ボッチャ選手権大会3位
  • 2010年日本ボッチャ協定の強化指定選手に選出
  • 2010年アジアパラリンピック競技大会では日本人最高の5位
村上光輝コーチ

順天堂大学在学中にボッチャと出逢い、その後ボッチャ日本代表「火の玉ジャパン」の専任コーチに就任。日本ボッチャ協会の強化指導部長も務めている。

  • 順天堂大学サッカー部出身
  • リオパラリンピックでヘッドコーチとして銀メダルへ導く
  • ワールドオープン・バンコク大会では監督としてチームを率い、金メダル獲得
  •  

ボッチャ大会の日本成績について

2008年北京パラリンピック

日本初出場、チーム戦で予選敗退

2012年ロンドン大会

日本7位入賞

2016年リオパラリンピック

日本代表がチーム戦で銀メダル獲得

2017年10月バンコク大会

日本代表がチーム戦で、王者タイに準決勝で勝利。金メダル獲得。

観戦方法・見どころ

ここまで、大会情報や注目選手を紹介してきましたが、いざ「大会を見てみたい!」となった時にさっそく見に行こうというのは、初見だと少しハードルが高く感じますよね。
そこで観戦の仕方、注目すべきところが気になるところ。

ここで、村上コーチのインタビューを紹介します。

“ボッチャは「頭脳戦」=「静かに観戦」というイメージがあるかもしれませんが、野球やサッカーのように好プレーには歓声や拍手などで盛り上げてほしい”

そして見どころはなんといっても、戦略性とゲーム性です。
ジャックボールに近く投げれたら勝ちというシンプルなものですが、そこに到達するまでの戦略は様々。
実際にプレイしてみると、ボッチャの奥深さを痛感して虜になること間違いなしです。

まとめ

  1. 着々と日本は成績を残しているものの、認知度は高くない
  2. しかし、リオパラリンピックで銀メダルを獲得したことで注目度は高まり人気も上昇中
  3. 公式の大会では、肢体が不自由な人や車椅子の人が中心
  4. 性別や障害のあるなしにかかわらず、全ての人が楽しめるスポーツ
  5. シンプルながら、頭を使う奥深いスポーツであることも魅力の1つ